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DJANGO
ジャンゴ
ある日のことBIMBEのタツマキ・プロップを、ふと思いついてアロウジーニョ・プロップに替えたところ、オリジナルはもちろんいいに決まっているけれど、それとはまた違った軽快なアクションとスプラッシュとサウンドがとても気に入ったのである。
そしてそれは思惑通り2008年のメキシコ=レイク・ウィッティスで爆発力を発揮したのだった。 以来、それは癖になるほど。
ただ、もう少し新作ルアーとして捻ることは出来ないものかと、去年の春以来テストを重ねた結果がこのプラグだ。ほぼ水平に滑るBIMBEとは違って、ボディーが扁平なこのシングル・スウィッシャーはターンするごとにボディーが半回転しフラッシングする。
Augustもそうだったけれど、実はこのシングル・スウィッシャーの次のペンシルもフラッシングを意識したもので、図らずもそれは最近のテーマとなってしまっている。
捕食音やただ曵きによってリアクションを誘うダブル・スウィッシャーに対して、シングル・スウィッシャーは直接食性に訴える、まるで別のプラグだと思っている。BIMBEはそういう意味でとてもシンプルなシングル・スウィッシャー然とした良いプラグだけれど、これを少し発展させてボディーにもベイトライクなフラッシングをさせてしまったのがDJANGO(ジャンゴ)なのである。