Tsunami Times

  • Sonic Horn, Fishing Art & Craft

     

     Sonic Hornの面構えって誰もが思いつきそうで、それでいてユニークだと思っている。21年目の津波ルアーズはこれを普遍にすべく今また世に贈り出すのだ。

     

     

     例えば斉藤係長のところのウリ坊が、あるいはハンドレッド君のところのJr.なんかがいっぱしの大人になった時、亥やこのSonic Hornをしてスタンダードなんて言っていたなら素敵。そんなところを想像したらにんまりしてしまいそうだ。

     津波ルアーズ・クラシック=Sonic Hornは今日から5/27までご予約受付。今回から半受注生産なので注意。メーカー在庫はできる限りしますが。出荷は6月初旬予定。

     

     

    Sonic Horn
    ソニック・ホーン

    Size
    99mm
    7/8 oz class

    アユース製
    ウレタン・フィニッシュ

    Color
    Wave Head Red [WH-R]
    Crazy Fish Mint Green [CF-MG]
    Wood Panel Gold Top [WP-GT]
    Tobacco Sunburst [TSB]
    Blue Gill [BG] 
    SKULL [SKL] Glow

    Price ¥7,200 + Tax

     津波ルアーズの黎明期よりほぼその姿形およびアクションを変えることなく(ジョイントやミニなどの派生系はあるにしても)何度となくリリースされているSonic Hornは、それでもこれが実に9年ぶりのリリースとなる。21年目を迎えた津波ルアーズが改めて贈るクラシック。

     控えめな飛沫とチャプっというサウンドをともなう、レングスの割に移動距離の少ないターンは、スロウながら食い気立っているポストスポーンのバスに有効。派手なスプラッシュを上げる捕食音的ズボッはシーズン盛期の深めのバスを時にサーフェイスまで引き出す。この際はロングポーズが必須。

     なお、姿形を変えないとは言うものの、少々の改良がいくつか。リグがオリジナルサーフェイスになったことで、ウェイトをその内側に仕込むことが容易になった。ご存知の人はご存知のように、副産物としてそこに仕込まれたタングステンボールが地味ではあるものの若干のラトル音を発する。またリアのサーフェイスリグ内側のウェイトはフロントのウエィトとは違って金属音を伴うようちょっとした細工がしてある。

     今じゃ見たこともない人もいるであろう津波ルアーズ・クラシック=Sonic Hornをこの機会にぜひあなたのラインナップに。場所や状況に応じて使い分ける、上手な人というのはポッパーの使い道を心得ているものである。逆もまた真なり。
     
    ハンドカービング&ハンドペイントのウシガエル

     

     さて、今週末の渋谷ハンズFishing Art & Craft 展に向け準備は佳境、もしくは開き直り。せっかく見に来ていただくのに、ちょっと面白みがないとなんていう助平心が破滅を招くのだ。

     

    ハンドカービング&ハンドペイントのMighty Arrow Grande

     

     ハンドカービングのでっかいルアーにマジックとアクリルガッシュを駆使して初めての試みを。このイベントに出展の並みいる有名イラストレーターに混じってのこれもなかなか勇気がいらないでもないが、そのあたり気にしてちゃどうもこうもである。

     

    上からSweepy J DP(プラスチック製)ベースのレプリカ、Sweepy JG(ウッド製)の本物、
    Sweepy J DPベースのレプリカ、Sweepy JGの本物

     

     こちらはやっと一個づつ組み上がった八百板作品のレプリカ。「言わなきゃよかった」なんてぶつくさいいながら作業していたのは俺です。何度でも言うけど、俺の思いつきで始まったこのレプリカ製作は、思った以上に大変だったんだから。

     それにしちゃまあまあの出来でホッと胸をなで下ろしているけれど、リグ組みはこれから・・・。

     

     

     そしてこれ。一緒に出展のE-No. Productsとのコラボレーション。上は言わずと知れたLittle RockE-No. Productsヴァージョン。俺の要望通り彼のアレンジが入ってとってもよい出来栄えに仕上がった。

     下はなんとStrikecasterのヘッド(?)部分で出た端材を加工したキーホルダー。わざわざこれ作るとなると相当手間はかかるけれど、そうではないのでコストは抑え気味。オーダー通りの出来で、しかも彼のアイデアの273プレートがナイスである。もちろん現存するStrikecasterと同じ数以下の限定。

     

     

     それでは今日はこのへんで。ジェリー・マリガン・カルテットのライブなんか聴きつつ、これからリギング・・・。

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