Tsunami Times
Fishing, Camp & Music
今年のジャンボリー(去年の様子はこちら)をどうするか。中止ではなくて何らかの形でやりたい、という我々の祈りにも似た心境は前にも紹介した通り。過去に参加していただいた皆さんも、それから今年こそは参加しようと意気込んでいた皆さんもおそらくは同じ思いではないかと思う。楽しむことをあきらめない。
で、誰彼となく出た案のひとつがオンライントーナメント。なんてことはない、つまりは毎年開催するフォトグランプリの延長です。違うのは同じ日の同じ時間帯に限定するということ。ただし、フィールドに制限はなし。言うなれば全世界参加型。
というわけで今年はあらかじめエントリーする必要もなければエントリーフィーもなし。必要なのはインスタのアカウントとTsunami Luresのルアーのみです。9/20当日の指定する時間帯に当日指定されたハッシュタグを付けてインスタに投稿していただく。投稿にはブラックバス部門と、それから風景&釣り人部門を設けます。
ブラックバス部門ではいつものように魚の長さも競うけれど、風景&釣り人部門では画像としての印象(いわゆるインスタ映え)も競うことにします。もちろん賞品を用意してブラックバス部門は1等賞から3等賞くらいを、それから風景&釣り人部門でもユニークかつ印象的なものを表彰します。
たとえブラックバスは釣れなくとも、例えば冒頭の写真や下の写真のようなものを投稿していただければ審査の対象となるということ。ただし指定のハッシュタグは必須だけれど。その他の詳しいレギュレーションはおいおい。
当日、我々はいつもの琵琶湖畔マイアミ浜オートキャンプ場でキャンプするつもりです。居合わせるはずのメンツはいつもうのように大勢ではなく、Tsunami Lures周辺の限られた希望者のみ。ちなみに現時点では遠くから参加していただいていたE-No. ProductsやCamp Mania Products、それから豆ちよも涙を飲んで不参加です。
とはいうものの、現場からは何らかの形でライブ配信が出来ればと考えています。いつものKoronamuzik with Ants Motoki でライブ演奏するとか、現地にいる人のインタビューをお届けするとか、商品紹介するとか・・・そのあたりは遅まきながらこれから詰めようと思っているところ。
今のところモトキも当日の朝はカミオカとキャンプサイトから釣りに出かけようと思っています。みんなと同じ時間に。
そうそう、昨日はちょっと久しぶりのその琵琶湖にカミオカと釣りに出かけたのだけれど、案の定ボウズ。悔しいけれどしょうがない。そのかわりと言っては何だけれど、画像のような風景に出会えました。それが収穫。
それにしてもここのところのモトキの釣果は酷い。まるで釣れていない。漁をしているわけではないし・・・なんていうプライドも虚しい。それでもこうしてしつこく釣りに向かう。まるで打たれても打たれても立ち上がるボクサーのよう。それはその先にあるあの歓喜を知っているからに他ならないのだけれど、それでもよくやるよな、と我ながら。
さて、本日のバックにはAfter The Gold Rush。長いこと愛聴しているニール・ヤングのこのアルバムだけれど、最近またよく聴いていて、ふとそのタイトル曲の意味を改めて調べてみた。1970年に24歳の若者が考えていたことにちょっとしためまいと感動を覚えて、この曲が、そしてニール・ヤングという人がさらに好きになった。
昔は諍いもあったし、身分もあった。それでもそれは母なる自然を脅かすものではなかった。でも、今(1970年)、母なる自然は逃げ出そうとしている。空は焼け、地球は滅びようとしている。バンドでも聴いてハイになりたい気分だ。その話を嘘だと思いたい。しかし今や選ばれた者たちは宇宙船に乗って新しい住処を求めようと旅立つ。ごくごく手短に解釈を述べるなら、そんな風な感じだろうか。これがゴールドラッシュの後に見た夢として描かれている。
やっぱりこの人って・・・そう思ったのも無理はないと思いませんか。
この曲はパティ・スミスもカバー。そのヴァージョンもいい。
20/08/21