Tsunami Times

  • 60年代オマージュに80年代古着

     今年も終わりますね。酷い一年ではあったけれど、それはそれなりに寂しさが募る。一つ歳を重ねる度、それも悪くないと思うようにしてはいても、やっぱりどこかサウダージ。

     一方、年末のそんな空気はどこ吹く風の4歳の息子。常に旺盛に成長を重ねているのが目に見えてわかる。みなぎるその力たるや時に想像を超える。そんな彼に大いに勇気をもらう普通よりは少しだけ年老いた親なのである。

     さて、来る2021年の福袋の詳細をUPしました。そっちにたっぷり説明したのでどうかご覧あれ。三ヶ日限定ご予約の後、1月中旬くらいに出荷です。

     ジミヘン・オマージュの他にジョニーエースとのコラボもあり。長い付き合いではあるけれど、これが実に初の試み。

     未発売のフィッシュ・フラップ・キーホルダーとか、ジョニーエースのセットにはジョニーエースが初めて作ったステッカーも付いてます。

     それからそれと同時に元旦から販売しようと思っているのが古着。元来の古着好きが高じて、ちょっと楽しげなことをやってみる。オリジナルのプリントと刺繍を古着のスウェットシャツに入れてみた。売れるかどうかなんてわかったもんではないのだけれど、少しだけ。売れなければそれでもいいか、と思ってはいる。

     ちなみに古着に詳しい知人が周りに多いせいか、元木自身はいっこうにこれの知見に乏しい。むしろ浅い。そう言えばこれはヴィンテージの釣具にしてもしかり。そんなわけで、マニアックなご質問には答えかねる場合があるので悪しからず。

     もちろん今回のボディとなるスウェットについては少しは調べましたが。

     例えば古着でよく見かけるSportswearってタグ、これは実はあのRussell Athleticのプライベートブランドなのだそう。また、上のタグにはSportswearとあるが、これはそのSportswearではなくて、実はVF IMAGEWEARというブランドのものだとか・・・。

     上のいかにも80年代的色派せても色鮮やかな、絶妙な赤のスウェットは、RN(レジスターナンバー)からしてTULTEX製だとか・・・。

     ま、また忘れてしまいそうではあるけれど。

     それにしても古着って好きなのだ、俺は。なぜかはわからないけれど、憧れたかつてのアメリカをそこに感じるということが一つの理由ではあるとは思う。

     福袋と同じく元旦の11:00にオンラインストアにそのページがオープンします。ただし、こちらは三ヶ日限定ではありません。

     そうそう、これについても書いておかねばならない。リリースしたてのSlapphappyのこと。デンさん一番乗り、そしてJr.が二番と、既に立て続けに投稿あり。フライングのしのちゃんを入れるともう三人がこの新生Slapphappyで釣ったことになる。

     この時期のことだから期待はしていなかったのだけれど、これは大したことではないかと思う。デンさんも「想像以上の動き」だと言う通り、七色で惨敗続きの俺が作ったルアーだとはとても思えない出来なのだこのルアーは。(すっかり撮影を忘れていた、というかバタバタに紛れて遂にさぼってしまったこれのPVなのだけれど、時間が出来たら撮ってみようかと思います)

     あるうちに買っておくのが得策。

     今日はね、これを書くうち流れてきたライ・クーダーが実にいい。「ジョン・リー・フッカーを大統領に」(John Lee Hooker for President)なんてもう最高だ。歌詞は調べていないが、タイトルだけで意味さえ見えてきそう。2011年作だそうで、随分前からMacの中にあったはずなのに、どうして今までこれの良さをわからなかったのか。

     懐古趣味として片付けるならそれもいい。でも、そうではないのよね明らかに、ライ・クーダーも、それから俺だってね。今を生きて、そして次を生きるよすがかなあ、強いて言うなら。

     そうこうするうち、なんとマニア君からも投稿が。当然のようにそれは新生Slapphappyでの釣果なのである。しかも40up2本なのだと。いやはや大したものだ。マニア君はもちろんのこと、Slapphappyもね。

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