Tsunami Times

  • 遊園地

    喧嘩もするけど仲のいい3人

     遊園地なんてどれほどぶりだろうか。保育園の悪ガキ3人とその親たちと連れだって向かう。同じ歳の子供の親とは言え、当たり前だけどその歳は様々で、俺はもちろん最年長なのである。この歳になってそんな人たち(最年少のお父さんお母さんとなら親子ほど歳の差がある)と一緒に仮面ライダーショーを観るとは夢にも思わなかった。これも何かの縁だろうし、それに面白い体験である。彼らにとってもそうだといいのだけれど。

     一日中子供らと遊んだもんだから、それはもう疲れたけれど、思いがけず何やら幸せな気分も味わった。五十も半ばを過ぎてそんな類の幸せをえる人というのも少ないはずで、それはそれで貴重ではある。若い時に味わうそういう気分とこの歳のそれとではおそらくまた違うだろうし。

     それにしても、きょうびの仮面ライダーは勧善懲悪で単純明快だった昔のやつとは違ってどうにも複雑だ。あれを理解するのは大人だって難しいよね。だからでしょうか、明らかに子供の付き添いでない大人が結構いたことに驚く。スマホで頭から終わりまで録画していたりなんかして。しかも感激で泣いているうら若き女性もいたのだとか。

     そんなこんなの週末の間に西日本釣り博と次いで名古屋キープキャストの中止が発表された。このご時世だから主催者側の英断だとは思う。それにしても前者には出展予定だったし、後者には今年は出展はしないものの少しかかわりがあるので、こんな小さなメーカーにも少々影響はある。

     毎年キープキャストでは通称金グリ、つまりは全面ゴールドのグリッターで覆われたプラグを限定モデルとして販売するのだけれど、今年は行かないので、これを西日本釣り博に回すつもりでいた。それが上の画像のゴールデン・マウス・ブラザーズ。こいつらの身の振り方を考えねばならなくなった。あと、すでに用意してあるステッカーと缶バッジも・・・。さて、どうしたものか。

     ところで昨日はLittle Rock Rod Hnadleの予約締め切り。予想以上のたくさんのご予約をありがとうございました。危うく予約がショートしそう、というか、実際予定の在庫では足らないほどの予約をいただいたのだけれど、E-No. Products榎本君が予備を製作してくれていたおかげで事なきをえた。シングルの方はほとんどないに等しいけれど、セミダブルなら僅少とは言え、在庫があるので今からでも注文は可能です。お早めに。

     今日のBGMはロスロボスのライブ。次のトップ党のコラムにはザ・バンドのことを書いたのだけれど、ロス・ロボスって西海岸版の、あるいは現代版のザ・バンドと言っていいのではと常々思っている。

     イーストLAで生まれたヒスパニックのバンドと、カナダからアメリカにやってきた若者が作ったバンドには共通性がある。それぞれの強烈なアイデンティティが黒人音楽の洗礼を受けて見事にスパークするのだ。バンドってこうあるべきよねという理想形。ザ・バンドは喧嘩別れもするのだけれど。

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