Tsunami Times

  • 新年早々

    豆柴サスケ

     今日帰阪のつもりが1日延びたのはこいつのせい。うちの弟家族の愛犬、豆柴のサスケ。実家を後にしようといそいそと準備する我々の隙を突いての大脱走劇。車通りの多い道路を越えて行ったらしく、そりゃあもう気が気でなく、出会う人にも、たまたま人の捜索をしていたらしい数台のパトカーなんかにも聞き及んでの捜索は二時間に及ぶ。

     日も暮れかける5時を回って、これはもう長期戦かと諦め掛けた頃、うちの奥さんからの「見つけた!」の電話。しかし慌てふためくような様子で切れたから、確保したのか、それとも見かけて追っかけているのかもわからないまま実家に帰ると、そこには何食わぬ顔のサスケの姿があった。やがて弟夫婦も帰って来て全員で胸を撫で下ろしたら、もう長距離を帰る気力は失せていたのだったとさ。

     ところで、その捜索中に実家から数百メートルと離れていない山上の公園で猿の群れに遭遇した。この辺りで生まれ育った俺だけれど、一度も猿なんて見たことはなかった。この頃、里に降りて来る動物の話を巷でよく耳にするけれど、どうやらうちの田舎も例外ではないらしい。

     さて、Hand Drawn Paisley入り新春福袋をご予約いただいた皆さん、本当にありがとうございます。初めての試みでどうなることかと気を揉んだものの、予想外の売り切れ続出で感謝感激雨あられ。縁起の良い年明けになりました。大阪に帰ったらこれに早速取りかかりますので、もう少々お待ちあれ。

     これに気を良くして、この頃は施設で暮らすお袋を連れ、弟家族と数年ぶりに高知へ鰹を喰らいに出かけてみる。相変わらずの旨さの鰹たたきに舌鼓を打ち、家族共々満足。良い正月を過ごした、と思いきやの今日の大脱走劇は、今年も波乱含みの前兆か・・・。

    ハンドレッドJr. 2020年津波ルアーズ初バスを鼠で飾る

     そんな今夜、今度は嬉しい不意打ちに驚かされる。まだまだ明けて早々だと言うのに初バスの知らせ。それは誰あろうハンドレッド親子からでした。見よ、このJr.のなんのてらいもない笑顔を。幕開けというにふさわしい。

     お父さんのハンドレッド大森だって負けてない。小さいけれどこれだって貴重な初バスだ。しかも二人とも干支にちなんでで釣るなんて言う念の入れようは、津波ルアーズファンの鏡である。縁起が良いとはこのことだ。

     ちなみにこのというプラグ、恐らくは津波ルアーズ史上最も人気のないプラグではないかと思う。初期の初期に200個ほど売れたのは奇跡的で、数年前のリリース分には未だ在庫がある。初期こそ決して動きが良いとは言えないが、最新ヴァージョンはJr.の記述にも見られるように、立木に当てながらの首振りなんて芸当をこなすことが出来るし、こうして冬に魚を連れてきてもくれるのだけれど。

     そんなわけで、子年に鼠のプラグはいかが?まさにこいつは残り物には福があるを地でいく、全く意図的ではない鼠なんだし。それに、鼠のルアーは数々あれど、これはそんじょそこらの鼠にはない発想で作られたユニークなものであることは一目瞭然。今こそチャレンジャー求む。オンラインストアでどうぞ。

     ネタをくりつつ発表を準備中の2019 Photo Grand Prixの詳細発表は、いろいろあり過ぎて後日に持ち越します。少々お待ちを。

一覧へ戻る