Tsunami Times

  • 夏の終わり

     ジャンボリーの参加要項とかオフィシャルな情報は近日公開します。少々お待ちを。概要はこちら

     さて、ここ三日間ほどはキャンプに釣り。気づけば夏の終わりなのである。そう言えばまだまだ暑い暑い日々の中にもそこはかとなく風には秋の匂いが漂っていたし、鳴いている蝉も飛び交うトンボも少し前とは種類が違う。

     キャンプじゃ初めてのスペアリブ料理にトライしたら、思いの外これが旨かった。ただし、かなりのバイアスがかかっていることはいなめないから、だからって俺が料理上手とはいかないけれど、多少センスはあると感じてしまっている今日この頃ではある。

     キャンプにつきものの歌は、静かなキャンプサイトだったし、平日にも関わらずわりと人もいたので、爪弾くウクレレに小声で断行。これが俺にとってはホッとする瞬間で、料理みたいに一つの醍醐味といえばそうなのだ。だからどうかご容赦いただきたいのです。

     そうそう、ジャンボリーを決行することにしたので、ライブだってやりたいわけで、例によってコロナミュージックも是非にと誘ったら快く引き受けてくれた。それに実は去年のジャンボリーで俺自身歌って以来、また歌いたいと常々思っていたのです。

     デュオ+アルファくらいで出来ないかと考えていたら、三十年ほど前に俺がいたスタジオにパチンコの景品の煙草を手土産にしょっちゅう顔を見せていた、とある男のことが思い浮かんだ。さえないやつなのだけれど、ギターだけは上手い。そりゃもう悔しいくらい。

     これまで自分を腐ってもギタリストだと思っていた(今でもそうですが、そこに妙なこだわりはなくなってしまった)から、やつと共演しようとは思いつきもしなかったんだろうけれど、なぜか三十年も経ってそんな気がおこった。ま、それはこっちの都合なので、久しぶりに連絡を取って、こんなご時世だしお伺いをたててみると、これがスムースにOKが出た。俺がどんな歌を歌うのかも知らないくせにである。

     今回はオリジナルは例のDesperado一曲だけにして、あとはニール・ヤングなんかを。ニール先生のは去年歌ったら、上手く出来たかどうかは別にして、とっても気持ちがよかった。今年はまた違う曲にトライする。とても楽しみ。

     ところで釣り。キャンプから帰ったらマニアくんからも釣果の便り。Sonic Cigarは彼の大のお気に入りで、それってイコール良いプラグと言ってもいいと思うのだけれどいかがでしょう。逆光が偶然に良い味を出していたので掲載。無頓着が功を奏することだってある。

     昨日は久しぶりの淀川へ。河川敷公園の閉園時間も今月いっぱいで19時から17時になってしまうことだし。大した期待はしていなかったものの、同行のスエヒロは2本もブラックバスを獲得。いずれもVivo DPでした。俺にとっては少々意表を突いたルアーセレクトだったけれど、そんなことってしょっちゅうです。二十数年ルアー作ってても。

     と言うわけで、この日もスケール(そのTNML & Co Original Wooden Fish Scale、今日確認してみたら製作が案の定少々遅れ気味だそうです。ご予約の皆さんにはお詫びを)を使ったのはまたもスエヒロで、これってやつのためにあるのか?と皮肉の一つも言いたくはなるのだけれど、おデコの俺にだって実は数バイトあって、うち2発ほどはなかなかのものでした。それが新しいファットなSlapphappyのプロトによるものだったので、ま、気分は悪くないですね。

     こうして夏の終わりを満喫する元木でした。

     あ、ちょっと歌とギターの練習しよ。

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