Tsunami Times

  • ブラックバスに捧げる

    Los Lobos / Neighborhood

     事務所に来る車中の短い間に鳴ったロスロボスが本日のヒット。デヴィッド・イダルゴのギターに唸り、ロサンゼルスという場所で育まれた豊穣な音楽性に舌を巻く。彼らには失礼なのかもしれないが、こうなったら西海岸のザ・バンド(実際にこのアルバムにはレボン・ヘルムが客演しているのだけれど)と言ってしまってもいい。ロックという視点で見ても完璧にかっこいいい。

     こういうのをかっこいいと言わずして何をかっこいいと言うのかと俺なんかは思うのだけれど、そういう俺の意見はそこそこマイノリティーであることが多い。

    Moderno 60 + Sonicmaster MM-4600SD 4th TSB + Strikecaster SG + Chucker Head Cap & Stopper Screw Custom

     ところで例のHead Capのマットブラックのサンプルが届いたのでちょっとコーディネート。あえてシルバーのチャッカーに合わせてみた。

     いかがだろうか。Strikecasterのウォルナットが暗色系であること、Sonicmasterもブラックからのグラデーションであること、しかもロッドはダークブラウンのModerno 60なので、これが合わないわけはない。ストッパースクリューのシルバーも問題ないどころか、ウォルナットがあることでマッチしていると言ってもいい。

    Sasuga No.1 + Sonicmaster MM-4600 Blacky + Strikecaster SD + Chucker Head Cap & Stopper Screw Custom

     こっちのコーディネートもかなり渋め。ブランクカラーがブラックのSasuga No.1と1st Sonicmasterのブラッキーを合わせた。いずれもブラックがあることでコントラスト生まれて印象が締まる。

     ブラックのヘッドキャップに違和感があると見えないこともないかもしれないけれども、それが外しの美学。無難にまとめるのもいいけれど、あまりに当たり障りなくなってしまうと、どうも物足りなくなってしまう。そこでちょい外すのは、難しいけれども面白い。

     ちなみにHead Cap & Stopper Screw、それからStrikecasterなんかも名古屋キープキャストには持ち込むので、興味のある方はどうぞ見てみてちょうだい。

    Awesome Exotic Swing Top

     持ち込むと言いますと、スウィングトップも名古屋にサンプルを持ち込む、と言うか着て行こうと思っている。予約の締め切りは明日なのだけれど、キープキャストに来る人の中で「見たい」という問い合わせが数件あったので、それならばいっそ特別に会場で予約を取ろうかなと考えているところ。その分の納品時期は少々ずれるかもしれないけれど。

     一般のお客様の予約は明日2/28が締め切り。1925年に移住して来てもう93年となるブラックバスを「偉大なる外来種」として讃えるスウィングトップは世界にただこれだけ。この美しき生き物=ブラックバスを追うことに人生を費やしている(My life is spent in chasing this beauty.)あなたにはぴったり。

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