Tsunami Times

  • ジャンボリーに向けて

     目前の津波ジャンボリーに向けて準備。トーナメント参加の皆さんには既報の通りMOKUとコラボのフェイスタオルとエコバッグを差し上げるのだけれど、MOKUのサンプルに続いてそのエコバッグと、それから会場にて先行発売のエコバッグと同じグラフィックのTシャツのサンプルがUP。

    ハードウォッシュを施した柔らかめの生地で、襟部分はバインダーネック。数年前に買って寝かせておいた、半デッドストックものです。色味とか質感が独特で心地良し。左からグレー、ネイビー、パープル。パープルはプラムっぽいダークな色合い。

     うちの奥さん曰く、うちにしては主張の少なめのグラフィックだとか。ま、それもそのはず、描いたのは元木ですが、彼女の意見をふんだんに取り入れたデザインですから。そのせいか少しフェミニンな雰囲気もなきにしもあらず。サボテンとかのメヒコっぽいアレンジはご愛嬌。シンプルでわかりやすいメッセージも悪くない。

    エコバッグはグラフィックが4色。グレー、グリーン、ブラウン、サンドカーキ

     TシャツもエコバッグもMOKUとのコラボタオルももちろん会場で先行販売あり。その後オンラインで販売の予定。

    爽やかで落ち着いた色合いのブルーグリーンとカーキにミントグリーンとライトベージュの魚を刺繍

     それからオンライン限定カラーのDjango P DB、そして近々ご予約開始の2019ヴァージョンのTobacco(?!) 4thのオンライン限定カラーを会場でこれまた先行発売です。

     Django P DBはWave HeadのイレギュラーヴァージョンのWH-BR。実を言うと、これってサンプルではよく塗る(それはもちろん気に入っているからで)のだけれど、どうしてもレッドヘッドの方がレギュラーになる確率が高く、これまでもレギュラーとしての登場回数が限られる恵まれないカラーリングなのである。Django P DBも例外でなく、レギュラーになったのはWH-Rで、ま、今後もレギュラーになることはそう多くはないと思うので、それならば自分別注でこいつにも日の目を浴びさせてあげようということ。つまりはレアカラーではある。

     それにしてもどうだろうか、このサブキャラ的佇まいは。地味ではないのにどうしてもメインアクトになりきれない、そんなもどかしさがそこはかとなく漂っていはいないだろうか。あくまで主観ではあるのだけれど・・・。でも、だからこそ気になる存在で、レギュラーにはなれないとわかってはいてもついつい塗ってしまう、そういうカラーです。

    今回もWH-Rはレギュラー入り

     Tobaccoの方はレギュラーカラーとともに近日公開。Tobaccoは、ご存知の方はご存知の通り、津波ルアーズ黎明期に登場した、シンプル極まりないペンシルベイトである。ブランドとして求められることが必須の(ということ自体、思い込みではある)シンプルなペンシルベイトを、うちとしてはいかに表現するかをそれなりに考えた、あるいは悩みに悩んだ結果がこのTobaccoだった。考えてみれば、旋盤で削り出しただけにもかかわらず、こんな形のペンシルはあまりよそでは見かけないから、それはそれで上手く出来たプラグだと言っていいのかもしれない。

     余談だけれど、通算四度目、9年ぶりのリリースとなるこのTobaccoは、例の火事の1年後にリリースした2ndが最も売れた。これは火事にあたっていろいろと心配していただいたり尽力していただいたファンに感謝の念を込めて、4,000円という破格の値段を付けたということがひとつの要因。それでも予約数は1000本ほどにも上ったのだから、今思えばあれはすごい数字だった。もちろん製作数はその注文数には到底及ばず、おそらく半分程度だったとは思うのだけれど、半分でも今の製作数をはるかに上回る数字ではある。

     そんなこんなで曰く因縁のあるこのプラグは、2nd以外はさほど売れた記憶はないにもかかわらず、それでも4度目のリリースにまで漕ぎつけてしまう、しつこい、もとい、しぶといプラグだと思う。というわけで、Tobacco史上、最も動くTobacco(?!)は近日予約開始!

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