Mighty Arrow Mini
(マイティー・アロー・ミニ)
本体全長約97mm 1oz class
税込価格¥7,665(本体価格¥7,300)
2006.5.19 リリース!


Arrow Prop

前後逆回転/両面刻印入り/1mm厚/カラマン棒付

Character

マイティー・アローのゆっくりただ引きはもはや伝家の宝刀となりつつある。そのショートバージョン、マイティー・アロー・ミニの実力は推して測るべし。

津波ルアーズは今シーズン、ちょっと小ぶりなサイズとキラキラカラーに注目。その第一弾がこれ。小さくてもアピールするのか?それとも小さいからアピールするのか?果たしてキラキラは効くのか?

新色はパールゴールドとキャンディーアップルレッド、そして青貝フレークのKINGYO(金魚)と、レインボーグリッターにサイケなフロッグスケール、そしてオレンジベリーのPsyche Frog(サイケ・フロッグ)。

Character 2

 殿堂にも書いたが正直言ってマイティー・アロー・ミニはマイティーアローを短くしただけである。それは、皆さんも薄々感じている通り、マイティーアローがよく釣れて、そして大好評、すなわちよく売れたからそのショートバージョンをリリースしない手はないな、というスケベ根性があったことは否定しない。しかし、それ以上にそのショートバージョンには俺の中で魅力があったことも付け加えておく。俺だって使いたかったから作ったわけで、作ったら結果も出た。そしてタックルボックスに入れずにはおけないルアーになった。だからリリースすることにしたのである。
 
マイティー・アローとマイティー・アロー・ミニって違うんですね。」というお言葉をちょうだいした。そう、違うのである。サイズ以外にも違いがある。プロペラのサイズは同じでボディーが小さいわけだから、それはアクションも変わる。短くしただけとは言っても、長さと太さとプロペラのバランスなんかを改めてデザインしてテストする必要はあるわけだ。具体的に言うと、アローよりもアローミニの方がボディーが沈みがちで、頭が突っ込みがちである。したがって、多少沈んでいる分、あの独特のヒュルヒュル音が小さいと思うかも知れない。実際小さいかもしれないが、それが正常。これがいいのだ・・・たぶん・・・いや、これがいいのかどうなのか、その点実は明確ではないけれど、実際、これで結果を出しているし、場合によってはアローよりも釣れるのである。そのへんは体験していただくしかない。これは次々回リリース予定のマイティー・エディー・ミニについても同じである。
 
もしも音が小さめと感じて、そしてそれを解消したいならば、竿先を上げ気味で操作して欲しい。また、流れのあるところでは、頭が下がりがちな分、潜ってしまう場合もあるので、それを避けたいならば、同じく竿先を上げて操作するか、場合によってはアローミニではなく、アローを使うことをお薦めする。
 とにもかくにも「釣れる」ルアーであるので、困った時にはマイティーアローとともに持っていて損はないルアーだと思う。お試しあれ。

CAUTION1

 上述したように、ただ引き、あるいはジャークの際に多少ダイブする傾向があります。ある程度は致し方のないところですが、ゆっくりただ引きでもサブサーフェイスを泳いでしまうような場合、どうしても気になる、気に入らないという場合には次のようなことをお試し下さい。ノーマルの状態よりもプロップを深く曲げ抵抗を大きくしてみて下さい。プロップは抵抗が大きいと浮き上がるという性質があるので、プロップの曲げ角が90度に近いほど引いた時に浮きあがろうとする力が生じます。その際は曲げ過ぎ、また何度も調整し直した場合の金属疲労に御注意を。

 素材が木であるため、重量には個体差があり、したがってアクションにも個体差が生じることをどうか御了承下さい。その上でさらにダイブが気になる場合は御相談を。

CAUTION2

 ただ引きすると右に曲がるという報告が数例ありました。
 まずはバズペラの特性上、右に傾くものであることを念頭において下さい。多少の偏りは想定されたものです。ただ引きだけではなく、アクションさせても姿勢はフロントが右側にリアが左に傾く癖があります。

 これはあるユーザーのメールの抜粋。
ルアーを上から見た場合、通常のものが 12時から6時に向いている(6時が頭側、12時が尻尾側) とすると、私の所持品は11時から5時に向いています。 ただ進行方向は12時から6時に進む感じで す。」
これはほぼ正常です。11:30から5:30、あるいは11:45から5:45というのもあるけれど、11:00から5:00ならだいたい予想される範囲内でしょう。前後逆回転のWスウィッシャーというのは多かれ少なかれ、どちらかに傾いて斜姿勢 になっているものです。アクションさせたりただ引きした時によく見るとわかります。 右回転だと左に、左回転だと右に押されるので、前後で逆方向に押されることになり、そうすると姿勢が傾く。それがバズペラの場合は抵抗が大きいから、角度がより大きくなる。目立つというか、わかりやすい。そういう仕組み。この傾きは多少の是正は出来ても、完全に真 直ぐになることはありません。

 それでも異常に曲がってしまうと感じたら、以下の方法をお試し下さい。

 カラマン棒に原因のあることが考えられます。リトリーブする際、ルアー、カラマン棒、ラインは一直線上にあるはずですが、時にヒートンのアイとカップワッシャーによってカラマン棒が角度がついたままロックしてしまうという現象が起こります。そうすると、フロントのペラもロックされて回らなくなるため、より右に傾くということになります。手元に戻ってピックアップするとロックが解除されていたりするから、これに気づかないということも・・・。
 対処法としてはヒートンのアイをプライヤーで多少、カラマン棒が抜けない程度に広げてやる、あるいはカップワッシャーを取ってしまう。これでほとんどが解決すると思います。また、2006のババショーモデルよりカップワッシャーは大きいものに変更していますので、この問題はある程度軽減されています。
 また、キャストの際、リアを何かに当ててしまい、ペラや軸が異常に曲がってしまっているということも考えられます。御注意下さい。

 以上のようなことでも解決しない場合はこちらまで送って下さい。チェックの上、交換させていただきます。

パターン
ベースカラー
カラー
WV
WH
P×SBL×SYU
WH-R
/
SYU×WH×BK×Y
FRG
FRG
GR×BR×Y
FS
OWH
P×MCHGR
UNR
BK
GR×SYU×WH×Y
KNG
/
PGD×CAR×AGFL
PF
RGR
CBL×CR×COR
TSB
CY
CBR×MHG×CBK

カラーパターンは細部に変更の可能性があります。

[ルアーカラー表記]
OWH=オフホワイト、WH=ホワイト、GR=グリーン、BR=ブラウン、MGR=ミントグリーン、K=カーキ、R=レッド、BK=ブラック、OR=オレンジ、LGR=ライムグリーン、SBL=サックスブルー、PK=ピンク、BL=ブルー、GD=ゴールド、SV=シルバー、Y=イエロー、P=パープル、SYU=朱赤、BG=ベージュ、NTR=ナチュラル、MCHGR=抹茶グリーン、WR=ワインレッド、OGR=オフグリーン、NY=ネイビーブルー、CR=キャンディーレッド、COR=キャンディーオレンジ、CY=キャンディーイエロー、CBK=キャンディーブラック、CGR=キャンディーグリーン、CIDGGR=キャンディーインディゴグリーン、CBL=キャンディー・ブルー、MHG=マホガニー(ステイン)、WN=ウォルナット(ステイン)、CMCH=キャンディー抹茶グリーン、LBB=レイク・ビワ・ブルー、CAR=キャンディー・アップル・レッド、BRZ=ブロンズ、CP=クレイジー・パープル、OK=オーク、CBR=キャンディ・ブラウン、CWR=キャンディー・ワインレッド、MGT=マゼンタ、CRM=クリーム、RGR=レインボーグリッター、PGD=パールゴールド、AGFL=アオガイ・フレーク

注)キャンディーは顔料・染料系ステイン塗料ですので、透明です。

CAUTION3

塗装およびコーティングについて

経年変化での色味やヒビに味があり、塗装の食い付きが良いという理由から、カラーリングからコーティングに至るまでラッカー系塗料を採用しています。

注)ワームなどと接した状態での保存は避けて下さい。塗装が溶けることがあります。

注)ウレタンコーティングなどよりもヒビ割れはしやすくなっております。
ご了承下さい。

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