| Comments | << >> フライヤー

竿先をちょいと煽るだけで、いとも簡単に「ジャッ!」とショートジャークが出来るのが、このプラグのセールスポイントの一つ。ロングジャークではなくてショートジャーク、短い移動距離でもアピール出来るというところが肝なのだ。例えばシェードやオーバーハングをタイトに攻めたい時にこれが有効なのは言わずもがな。

加えて、ただ引きでは例のスニップ・トーン・システムによる特有のノイズが出せる。こいつの場合はステンレスのプロップに真鍮のシャフト(シャフトにはギヤ状の凹凸がある)で、プロップ、シャフト共にアルミ素材のMighty Arrowzinho DP STとは音がまるで違う。どちらが良いというわけではないのだけれど、こっちの方が甲高くて派手めのサウンド。淀川のいつもの溜りでこいつのテストをする際に、釣ったこともなければ、バスの姿さえ見たこともないその場所で、小さいながらも2本のバスを連れてきてしまったのはそのただ引きによる。 続きを読む